春風想

2011年09月12日

春風想


俳優 故 笠 智衆さんの長男の笠 徹さんが書いた「春風想」です。

智衆さんの生き方や家族愛を、徹さんの記憶を基に書かれています。

智衆さんは結構わがままだけど、周りに気を使いすぎるほどの方だったようです。

もちろん俳優に命をかけた人だったみたいです。

智衆さんの生家は、わが天水町の来照寺です。

父の死後、一度は住職につきましたが、台湾で警察官をしていた兄(現住職の祖父)を説得して住職を兄に代わってもらい、再び映画の世界へ舞い戻っていきます。

その後、智衆さんはほとんど天水町の故郷には帰っていません。

理由は、映画の監督さんから、

「熊本弁を直さなければ映画では使えないよ。」

といわれたそうで、熊本の親戚や友達には会わないようにしていたようです。

来照寺は浄土真宗。

親鸞聖人の750回忌大法要の前日に、京都の和風堂を訪れた時見つけたのも、何かの縁かもしれませんねぇ~(^-^)v



Posted by しんゆう at 15:29│Comments(0)
 
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